・研究重視大学
代表的な大学
オーストラリア国立大学(ANU)、メルボルン大学、アデレード大学
研究者を目指す場合には非常に適した大学だといえます。特にANUは、広大なキャンパス内に世界的なリサーチセンターも学内に備えています。メルボルン大、アデレード大がどちらかと言えば理系の研究を重視しているのに対し、ANUは文理共にハイレベルの研究を行っているという特徴があります。
・実践重視大学 クイーンズランド工科大学(QUT)、グリフィス大学、王立メルボルン工科大学(RMIT)、サウスオーストラリア大学、ウーロンゴン大学、シドニー工科大学(UTS)が代表格です。
産業界との結びつきを強め、実践教育、社会に出て即戦力になることを目的とした大学です。その為総じて高い就職率を誇ります。特にQUTは「Real World」をスクールモットーとしているほど実学を重視します。またウーロンゴンも学生の満足度は毎年トップクラスに評価されています。
・バランス型大学
シドニー大学、モナッシュ大学が、高いレベルでほぼ全学部においてバランス教育を実践しています。ビジネスやIT(モナッシュの場合更に工学部)の学科で特に顕著ですが、両大学とも豊富な選択科目を用意し、産業界からのゲストを招きつつ、リサーチもうまくバランスをとって成功している大学です。マッコーリ大学も研究と実践のバランスをとりながら両大学に匹敵する力をつけてきています。カーティン工科大学の工学部は多岐に渡るエンジニアリングプログラムでバランスの取れた教育を実現、また理系は研究重視、文系学科は実践重視と明確に分けているウエスタンオーストラリア大学の例もあります。リサーチと実践の間で模索していたニューサウスウェールズ大学も、バランス重視にシフトする動きが見られます。
※上記はあくまで軸を「研究か実践か」に置いたものですので、これに当てはまらない大学が優れていない、ということではありません。
・特定学科集中、ユニークな学科
研究重視、実践的という枠組みではなく「他大学ではあまり力を入れていない学科」に力を入れている大学もありますし、「特定の学科でトップを目指す」大学もあります。
代表的な例としてはビクトリア大学(健康科学分野、マルチメディアなど)、ウエスタンシドニー大学(通訳翻訳、健康科学分野など)、マードック大学(獣医学)、エディスコーワン大学(映画学、観光学・ホスピタリティ)、オーストラリアンカソリック大学(教育学、看護学)、ディーキン大学(スポーツビジネスなど)、ジェームスクック大学(健康科学、観光学、環境学)などが挙げられます。これらの大学は全ての分野でトップクラスという事ではありませんが、力を入れている分野については高い評判を誇ります。
|